皐盧庵ではさまざまな体験のプログラムを用意しています。
お客様が手にするお茶は畑で採れた生のお茶の葉を製茶工場で加工され荒茶(あらちゃ)というものになります。
その後、皐盧庵の工房に持ち帰り仕上げをしてお客様にお出しできるお茶となるのです。
工房で使っている道具は昔から使われているものです。
宇治篩(うじぶるい)、ぼて、ひだし箕(み)など今では機械化されてあまり使われなくなった道具が皐盧庵ではいまだ現役で活躍しています。
その使われなくなった道具たちを譲り受けたり、作ってくださる職人がほとんどいない中無理を言って作ってもらったりして手でお茶を仕上げています。
自分で使いやすいように道具を自分で作ったりもします。
その道具を用いてご自身の手で抹茶作りを体験することが出来ます。
ご予約が必要です。(当日の予約可)
5グラムの碾茶(てんちゃ)を約100年前の手挽き石臼を使って抹茶を挽く体験をしていただきます。
挽いた抹茶はその場でお飲み頂くことも、お持ち帰り頂くことも出来ます(菓子つき)。
抹茶を挽くには力がいりますが、挽きたての抹茶はとても香りがよく、ご自身で挽いたお茶はひと味もふた味も違った特別なものとなることでしょう。
(2名様よりお受けいたします/ 所要時間約90分)
事前のご予約が必要です
10グラムの碾茶を昔ながらの道具を使って仕上げた後に抹茶を手挽きの石臼で挽いていただきます。
挽き終わったらお茶を点てて飲んでいただきます。
(菓子つき)
挽ききれなかったお茶はこちらでお挽きしてお持ち帰り頂けます。
(2名様よりお受けいたします/ 所要時間約60分)
まず、煎茶など召し上がっていただき、ゆっくりしていただきながらお茶の作り方などを説明させていただきます。
その後、茶室にて表千家流のお点前をご覧いただきながらお菓子とお茶を召し上がっていただきます。
お稽古場の門を叩くには敷居が高い、けれども茶道を一度体験してみたい方や外国からのご友人に日本の文化を体験させてあげたい方にも好評です。
店主が点てた抹茶をお菓子とともに飲んでいただきます。